経営者向けコラム

組織づくり/社長コーチング2019.02.20

募集をしてもなかなか人が集まらない、を科学する

モチベーションパートナー安室元博

募集をしてもなかなか人が集まらない、を科学する

 

おはようございます。

モチベーションパートナーの安室です。

昨今はどの企業でも人材不足が叫ばれます。
本当に深刻な事態になっています。

 

実際に担当者からの声では

・求人募集を出しても全く反応がない。

・問合せがあり、面接の段取りを取ったが
突然音信不通になった。

・面接はしたものの求職者に真剣さが感じられず
説教をしてしまった。

など、苦労は絶えません。

 

 

ある会社のビジネスリーダーとのセッションで

「募集をしてもなかなか人が集まらない。
応募があってもロクなやつでない・・・」

という話題になりました。

そこで、尋ねたのです。

「どのような内容を掲載して募集しているの?」

 

すると

「メインが条件面で、業務内容から始まり
勤務地、給与、残業、有給・・・」

 

よくあるパターンだと思ったので
このことについて掘り下げてみたのです。

「条件面で他社よりも圧倒的に有利なの?」
「でないとすれば、求職者は御社を何で選ぶの?」

リーダーからの返答は「???」

そうなんです! 
選ばれる理由がないんです。

 

だから、応募も少ないし
あったとしても、
真剣に入社したいという人ではないんです。

当然ですよね。

でも、これでは完全に敗北です。

 

ハローワーク以外の媒体は
費用が掛かりますので、
お金をドブに捨てているようなもの

このままでは悔しいので
対策を一緒に考えました。

まずはじめに視点を変えてみました。
会社側ではなく求職者側に立って考えたのです。

「求職者がうちの会社で仕事するメリットは何か?」

 

しばらく沈黙が続きましたが

「うちの会社では・・・
〇〇に興味のある人は、□□な経験ができる」

もしくは

「△△の一連の流れを知ることができる」

「一年位で、◎◎のスキルを身につけることができる」

幾つも出てきました。

考えればあるじゃないですか!!

 

そして今度は、会社がほしい人材を
具体化してもらいました。

・人の面倒をみるのが苦でない人
・困っている人を助けようとする人
・新しいことにチャレンジする人

かなり明確にしてくれました。

 

 

実は既存社員に対して
この裏返しの不満があったようなのです。

他の人の仕事を手伝わない とか
「私がやるんですか?」と嫌な顔をするなど

今回、ビジネスリーダーと
採用募集について検討した結果
わかったことは・・・

募集内容には
・求職者のメリットを文章化する
・ほしい人材を文章化する

 

さらに、

いままでは、
メリットも欲しい人材も
ただ、漠然としていていたが

このことで
欲しい社員像が明確になったのです。

もちろん、
これだけで簡単に人が集まるとは
思いませんが、

ただ漠然と募集広告を出し続けるよりは
効果が期待出来ると思いませんか?

 

ぜひ、御社のバージョンを
考えてみてはどうでしょうか。

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 

Profile 執筆者紹介

モチベーションパートナー安室元博

1989年、青山学院大学文学部卒業
株式会社横浜そごう入社。12年間婦人服売場のマネジメントに従事。
その後、本社人事教育担当として社内の人材育成に携わる。
経営コンサルタントに転身後は、国内大手コンサルティング会社にて
主に組織活性化、人材育成を担当。
2011年プロフェッショナルパートナー設立。
ビジネスコーチ株式会社パートナーエグゼクティブコーチ。


そごう人事教育担当時は、社内の販売スキルアップ制度、人事制度を導入。
経営コンサルタントとして、300社1,000の組織の改革と5,000人の教育研修を実施。
経営者から新入社員まで世代を超えた人材育成を一手に担う。

現在、経営者のコーチとして独自メソッド「安室式経営者コーチング」を全国オーナー経営者、二代目社長に提供。
建設、住宅リフォーム、製造、IT、サービス業のクライアントの86.7%が創業以来の最高売上利益を記録し今も更新中。
その他、各企業に階層別研修、リーダーシップ研修、新入社員研修を実施中。
専門分野:経営者コーチング、幹部社員育成、課長係長育成、コーチング研修

株式会社プロフェッショナルパートナー
代表取締役  安室元博