オンライン営業のコツ
【更新】2022.07.13 【投稿】2019.11.06
ランディングページの構成は反響率アップの要です
今回は、前回の
「ランディングページの作成:キャッチコピーの作り方」
の続きです。
今回で反響の取れるランディングページ制作の3回が終了となります。
(もう1回だけ増えそうです)
もちろん最後は「反響の取れるランディングページの構成」についてです。
ランディングページで反響を取る(反響率を上げる)について
以下のステップが重要になりますが、今回はステップ3についてです。
ステップ1.誘導元メディアと相性の良いページにすること
ステップ2.キャッチコピーで閲覧者をグイッと惹きつけること
ステップ3.スムーズなコンテンツ構成で、閲覧者にアクションさせる
とても失礼な言い方ですが、デザインの汚いランディングページでも
企業がリニューアルしないのは、企業が鈍感力がすごいか、十分売れているサイト
であるかのどちらかです。
デザインが汚くてもコンテンツ構成がしっかりとしていれば、
成果は出てきます。
売れているランディングページの多くが以下の構成で作られています。
1.インタレストゾーン:興味づけ(前回のコラムで解説)
2.ソリューションゾーン:問題提起・解決法
3.トラストゾーン:信頼獲得
前回のコラムでは、その導入部分(インタレストゾーン)について
解説致しましたので参照していただければと思います。
今回はインタレストゾーンの下に位置する、ソリューションゾーンに
ついてお伝えいたします。
下記の図は弊社サービスページをわかりやすいように加工したものです。
ソリューションゾーン部分に概要の吹き出しを付けております。
ソリューションゾーン(問題提起・解決法)とは
ソリューションゾーンは、閲覧者の課題解決に関するコンテンツです。
以下のようなコンテンツで構成されています。
・お客様:ターゲットへの問題提起
・問題解決できるのか
・解決方法(サービス内容)
*お客様(ターゲット)への問題提起について
ランディングページ内で「こんな悩み・課題ありませんか?」というコンテンツを
よく見ると思いますが、それがソリューションゾーンの入り口です。
ここでは、お客様の抱える課題やまたは気づいていない(潜在的な)課題への
問題提起について伝える部分です。
ほとんどの人は、切羽詰まった状況でないと行動しませんので
ここでは「尻に火がつくようなコンテンツ」にする必要があります。
また内容は具体的に記載する必要がありまして、例えば下記のように
視点をピンポイントにして、数値を交えて伝えるとより効果的です。
・社員の人材育成についての課題はありませんか? というより
・優秀な社員の退職率は、平均的な退職率よりXX%高いことを知っていますか? など
スペースに余裕があれば「問題を放置することでこのような状況に
陥ることがあります」と、問題放置による状況悪化についても伝えると
より惹きつけるコンテンツとなります。
*問題解決するには、解決方法(サービス内容) について
上記に記載した課題・問題に対して、どのように解決するのか、
そして弊社サービスにお任せください、という流れを作るのがこのコンテンツです。
ソリューションゾーンまで読み進めている閲覧者は、すでに問題提起の部分に
自分が当てはまることを認識していますので、自分たちで解決する課題と自分たち
では解決できない課題がある、ということを分かってもらうようにします。
この部分で注意しないといけないのは
「売り込みが強すぎると相手は引いてしまう」
ということです。
マーケティングやセールスでは、お客様との関係性ができてないうちから
セールスをすることは押し売り以外の何物でもありませんので、自社ブランドに
絶対的な強さがなければNGと思っていただければと思います。
せっかくここまで惹きつけているので、どっしり構えて
「弊社にお任せください!」とまで書かなくても、
「何も言いませんが弊社にお任せいただければ大丈夫」くらいの気持ちで
コンテンツを作ったほうがより効果的です。
NGワード
・すぐにお申し込みください!
・今月あと何名
・絶対損はさせません!
ソリューションゾーン(課題解決)のポイントについては以上になります。
少し長くなってしまいましたので、トラストゾーン(信頼獲得)の
コンテンツ解説は次回分にさせていただきました。
→「反響率を上げるランディングページの信頼性について」
それではよろしくお願い致します。