経営者向けコラム

資金繰り改善

【更新】2018.04.25 【投稿】2018.04.19

関係性が近しければ近しいほど、有事の際の選択には誤差が生じやすい

自己破産させない屋たちばなはじめ

関係性が近しければ近しいほど、有事の際の選択には誤差が生じやすい

 

 

こんにちは。たちばなです。
本日は日曜日。新潟の自宅からのブログ発信です。

浜松でのセミナーを終え、現地と東京で一件ずつ個別面談をこなし、
昨夕新潟の自宅に戻りました。

「夕方までに帰って来てぇ~」って妻から言われていましてね・・・・・
浜松から東京経由の帰宅を急いだんです。

 

義理の両親と焼き肉に出かけて参りました。
ウチは実母が肉を喰わないんです。

だから、実母が不在の時に焼き肉を食べに行く習慣がありましてね。
昨日から実母がお友達と旅行に出かけたもんだから・・・・だから焼き肉(笑)

妻の実家も近いので・・・「良かったらどですか??」
みたいな感じで焼き肉になったワケです。

 

新潟県内でも有名な、激安焼き肉店。
コストパフォーマンスがハンパない。

週末は予約必須。だから妻はワタシに「確実に帰って来い。遅れるな」と(笑)
ニンニクをタップリつけて頂きましたとさ(笑)

 

本日、新潟の自宅でSkype二件。沖縄の方と金沢の方。
明日も、同じくSkype一件。滋賀栗東の方。
 
明後日から、また上京するよぉ~。
ご相談はお気軽には来ないでね。
でもでも、早めに来てね。

早くやれば早く終わる・・・・・簡単な理屈です。

あなたの大切な一日の中の数分間をワタシにお与えください。

いくらかでもあなたの糧になるのでしたら幸いです<(_ _)>

 

 

神田小川町の事務所にてSkype面談(Mさん:50代男性)

先日、とある県のとある街の事業主と会った。

会った、と言ってもPCの画面上での話。
Skype面談したんだ。Mさん。50代男性。…
 
数名の従業員を抱えて建築系の会社を運営していたんだけど、現在は1人。 
売り上げも立たず、借金は数千万円。
借金の返済は滞り、未払いも数百万円単位。
一部税金の滞納もあるようだ。 

 
奥さんが、ネットサーフィンしていてワタシにブチ当たり、
Mさんに面談を勧め、Skype面談するに至った。
Skype面談はMさんと奥さんとワタシでの三者面談になった。

 
はじめ
「Mさん、奥さんからおススメされて、こうやってワタシと
面談するまでにワタシの情報をネットでチェックされましたか?」
 
Mさん
「ホームページは軽く拝見しましたが、いろいろバタバタしちゃいまして」
 
はじめ
「バタバタねぇ~・・・バタバタして成果が上がった人間って、
ワタシ会った事無いです。バタバタするから上手く行かないんですよ。」
 
Mさん
「・・・・・」
 
 
その後、ワタシは救済案を提示するも、驚きのリアクション。
という事は・・・Mさんはワタシの情報をWEBでチェックなんかしていない、
という事だよね(笑)
奥さんは、夫であるMさんにおススメしただけあって、
ワタシの情報は精査していたようだ。

 
Mさんはとにかくパニくっている。
債権を持つ銀行から、「自宅の差押え」をほのめかされているようだ。
子どももまだ手がかかる世代。
自宅に執着心の強いMさんはどうやったら家の維持が出来るか?
を思案するが、妙案が見いだせない。

 
ワタシ: 
「不動産は、おカネがあるから維持できるものであり、おカネが無いと
維持が出来ないモノです。
ですから、おカネが無い人や借りられない人は不動産は持っていてはいけません。
収入が無かったり、今後収入を維持したり増やしたり出来ない環境にある方は、
現在の収入に見合った生活をすべきです。

カネは返したくないが家は維持したい、と言うのは魔法です。
ヤドカリは、自分の成長に合わせて住むところを変えます。
貴方はそれをしようとしないのだから、Mさんよりもヤドカリの方が賢いですね(笑)」
 
Mさん:
「妻や子供の為に、家を残したいと思うのがそんなにおかしなことでしょうか?」
 
ワタシ:
「こんなのっぴきならない状況になってからそんな事を言うのは、
いささか虫が良すぎませんか?こうなる前に、事前に手を打たなければいけなかった、
という事ですよ。

ガンになってからがん保険に入れないのと同じ。余命宣告されてから
生命保険に入れないのと同じです。
ところで奥さん・・・いまのMさんの状況を踏まえてですけど、家いるんですか?」
 
奥さん:
「私はそれほど執着心ありません」
 
Mさん:
「え!?」
 
その後、PCの画面の向こうで、Mさんと奥さんのやり取りが始まった。

ワタシ:
「あ、言い合いは二人でやってくださいね。ワタシがここにいるの忘れないでね(笑)」
  
 

関係性が近しければ近しいほど、有事の際の選択には誤差が生じやすい。
これは経験上、ワタシにとっては良くある話。
 
 
どうやら、Mさんはワタシの話すことが奇想天外過ぎて、
にわかには受け入れられないようだ。
そりゃそうだ・・・・ワタシの情報など何も調べず、何も準備をしていないのだから(笑)

 

ただ、奥さんはPCの画面の向こうで、Mさんに勧める。
「もう、たちばなさんしかいないよ。お願いしようよ。」と。

それに対し、Mさんは苦悶の表情を浮かべるも、それを承諾しない。

そりゃそうだ・・・・奥さんは事前にワタシのっ情報を精査し、
Skypeで話すにあたり準備をしているのだから(笑)
 

 

 

準備をしていないMさん

旅行に出かけるのに、荷造りや、旅程の計画、ホテルの予約など、
準備をしない人間はいない。

 

商売を始めるのに、場所や環境の確保、資金の確保など準備をしない人間はいない。
でも、Mさんはワタシと面談するにあたり、何の準備もしていなかった。
ワタシの情報を何ら精査していないのだから。
 

Mさん:
「今は踏ん切りがつけられません。しばらく検討します。」
 
奥さん:
「何を検討するの?他に手なんか無いでしょう!?」
 
はじめ:
「だからさ・・・そういうの二人の時にやってね。ワタシに聞こえていますよ(笑)」
 
 
この面談から数日・・・・今現在、Mさんからの連絡はない。
ただ、先日、Mさんのメールアカウントで、ワタシのセミナー映像を
購入した履歴があった。
Mさんは、ワタシの事に関して、いよいよ情報の精査に入った。

 
ワタシのセミナーを聴講した上で、ワタシと手を組まないのであれば、
ワタシ自身も諦めは付くよ。
ただ、精査すればするほど・・・・
奥さんのMさんに対するおススメは強くなると思うけど(笑)

いつになるかは解らないけれど、ワタシはMさんからの連絡を待つことにする。
 
 
ワタシは、Mさんにご商売をやめて頂いて、お勤めに出て頂く事はお勧めしている。
借金の返済やめても、そもそも売り上げが立たない状況であるから、続ける意味が無いのだ。

だから、Mさんの場合は、「事業再生」ではなく「人生再生」である、という事。
生き方そのものを変えないと・・・・Mさんは復活しない。
 
幸い、奥さんにも協力体制は出来ているようだし・・・・あとは本人の踏ん切り次第。
今はただただ・・・・Mさんからの連絡を待つ。
 

 
 
大事な事は先人たちが教えてくれる

・「出たとこ勝負」は敗者の戦法
・計画は綿密に 行動は迅速に
・「ワンパターン」の恐ろしさを知れ
 
 
 
「最近落ち着いたな・・・」と感じていた、スルガ銀行融資の
不動産案件の被害者の相談が、またまた増えてきた。

聞くところによると、数百人程度いるであろう被害者の一部が、
LINEのグループを組んで、そこにワタシの情報が飛び交っているらしい。

 

きっとまた、新たな情報が飛び交ったのだろう。
情報が飛び交って、問い合わせが増えているのだから・・・・
きっと「良い情報」として飛び交っているのだろう(笑)

そんな情報は、どんどん飛び交って欲しいから・・・・・
ワタシは益々誠実に仕事をする。

誠実である事の相手先は・・・・
「債権者」以外の全てに誠実であろうと努力する。

・家族
・従業員
・顧客
・取引先

 

そして・・・・国家(法律)に対して、ワタシはとことん誠実であることに努めるよ。
その為に・・・・債権者に不誠実であることが肝要だと考える。
だって・・・・融資が投資であるのだから。
 
 
 
では、浜松に向かいます<(_ _)>

 

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自己破産しちゃいけない!

債務整理しちゃいけない!

自殺はもっとしちゃいけない!!

 

 

 

Profile 執筆者紹介

自己破産させない屋たちばなはじめ

■略歴
平成21年に、父親から引継いだ6億円の債務で資金繰りに困窮し自己破産を検討。
しかし、自己破産にも資金が必要な事、弁護士から350万円掛かると言われ断念。

信頼を置いている知人の紹介により、知り合った金融コンサルの指導で借入金返済
債務にも時効がある事を知り、それをクライアントに話さない弁護士に嫌気が差し、
以後弁護士との接見を行わず、任意整理もせず、6億円の金融債務返済を毎月元利
返済180万円を約2ヶ月後、合法的に返済元利毎月5千円に圧縮することに成功する。

そして、資金繰りは爆発的に改善する。現在も社長業を継続し13年目を迎える。
返済額圧縮によってねん出した資金を合法的に流用し39歳で自宅の住宅ローンを
29年分一括返済する。

自らの経験談を各地で話し、既に1,000名以上の個別相談に乗り、
日々クライアントに適した手段で救済を行っている。



講演実績
▲大手外資系生命保険会社 ▲首都圏大手 会計事務所 勉強会 ▲大手国内生命保険ライフプランナーグループ
(定例開催実績12回) ▲東北地方学校法人運営数社 これら含め国内各地で合計600回以上(6年間で)開催。

講座ページ:http://shikin-kaizen.net

株式会社MEPたちばな総研 代表取締役
たちばなはじめ(ビジネスネーム)

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