経営者向けコラム

資金繰り改善

【更新】2018.09.28 【投稿】2018.09.27

法律家はあなたの経営を知らない(二年前のKさんのその後)

自己破産させない屋たちばなはじめ

法律家はあなたの経営を知らない(二年前のKさんのその後)

 

本日はオフ。
終日自宅で過ごし、ダラダラダラダラダラダラダラ・・・します(笑)

 

明日から上京し、日曜日まで。
4泊5日の行脚です。

セミナーは元より・・・・今週は個別面談のアポイントがたくさん入っています。
現時点で11人(!)

 

セミナーをやれば、更にお問い合わせが増えようかと。
全員助けます!

「そんなにたくさんの対応できるの?」って思う人、多いと思う。

 

出来るよ。
楽勝では無いけど、出来るんだよ。
知識とスキルと戦略の一端を持って、少しずつ動けば、必ず出来るんだ。
そんなに難しく、複雑なものではない。

 

事を進める事で、気づいて頂くんですよ。
そして、確認して頂きながら、当事者の事業や人生が再生されていくのですよ。

二年前に携わらせて頂いた件に関して、下記の通り記述いたしました。
慌ただしい時間ではございますが、少々のお付き合いを宜しくお願い致します。

 

 

さて、本日もSNSに投稿した記事にお付き合いください。

あなたの大切な一日の中の数分間をワタシにお与えください。

いくらかでもあなたの糧になるのでしたら幸いです<(_ _)>

 

 

 

愛する家族を守るための優先順位

 

このKさんと関わる様になってから丸2年。
先日、本人の仕事の都合で名古屋で再会した。

すっかり元気になっていて友人を連れて名古屋でのセミナーに来てくれたんだ。
来月に「祝勝会」と称して、KさんとKさんの紹介者と都内で食事する事になった。

 

 
「たちばなさん、好きな店を押さえて下さい。オレがおごりますから。」
とKさんが言うので、仲良しの大将が営む銀座の鮨屋を押さえた。

 
KさんとKさんの紹介者とワタシと食事するんだけれど……
3人合わせた負債総額は16億円。
中小企業には途方もない金額に思いがちだけど、決してそうではない。
この3人は「借金が実態の無いオバケ」である事を知っているからだ。

 
Kさんは、返済を止めた事で会社の内部留保はタップリ。
「返済出来ているウチに返済を止めた」Kさんに内部留保が出来るのは
自然の摂理だ。
 
Kさんの紹介者は、返済を止めた事で会社を再度拡大し、
「今度こそ上場を!」と画策。
4億円の負債でウンウン悩むことをやめた人間は、
再度の人生再生にかける思いは強い。

 

 
ワタシは……とりあえず、このまま頑張るわ(笑)

 
銀座で、Kさんの「2年間」について、鮨をつまみながら報告を受ける事にする。
「寿司」ではなく「鮨」をだ。
 
 
 

銀行の意向に沿えば資金繰りはキツくなる。
法律に沿えば資金繰りはラクになる。
困った時は、道義やモラルなど考えずに法律に頼れば良いのだ。
100円の負債でも、100億円の負債でも、適用される法律は同じなのだから。

この時に気を付けるべきは、
「法律家は、法律の本当の事」は、教えてくれない、という事だ。
 

法律家は、娑婆(シャバ)を知らない。
法律家は、あなたの経営を知らない。
法律家は、「弱者への配慮」をしない。
法律家は、「戦略」を持たない。
法律家は、「先々を読む力」を持たない。

 
有事の資金繰り改善は、絶対に法律家に頼ってはいけないのだ。
その理屈が如何に正当で、如何に合理的で、如何に合法的なのかは………
これまでも書いてきたし、話してきた。

 

 
愛する者を守る為に、
弱き者を守る為に、
支援者の期待を裏切らない為に……優先順位を考えなければいけないのです。

 
人知れず思い悩む、数多くの資金的困窮者達よ。
声を上げてくれ。
頭を抱えないでくれ。
すぐそこに光は刺しているのだ。
ほんのチョッとした事で光明は見出だせるのだ。
 
 
 
本日も、新潟の自宅でSkype面談2件。
この二人にも、光明を見出だして頂く事にする。

 

それでは二年前に投稿したKさんとのやり取り内容にした
記事を参考にしてください。

 

 

 

先代の家や土地への想いは強い・・・

 

(二年前の投稿記事より)

Kさんと知り合ったのは半年前。名古屋セミナーで。
その後お母さんを連れて東京市ヶ谷で。
2回セミナーを聴いて頂いた上で個別相談を受けた。

「両親を助けて欲しい」と。

とある商材の卸業。Kさんは4代目。
3代目のオヤジさんが、2代目の先代から相続をしたあたりから
少しずつ傾いてきたらしい。

 

相続税を、全額キャッシュで納付したんだとか。

このご相談案件は、簡単ではない、と思った。

なぜかと言うと……
「無理すれば返済出来る」案件だったから。

 

 

保有している不動産の評価が高くて、全て処分すれば、
いくらかの資金を残す事が出来る。
でも、この一家は事業の継続を望んでいる。
資産を手放せば、借金完済できるけど、事業継続出来ない。

なかなかのジレンマ(笑)

 

いつもは、「返済のメドが立たない」人ばかり相手にしているから、少し面食らった(笑)

 

負債総額は、約六億円。
取引先の大手所が、連帯保証したりなんかしてさ……いろんな人間模様があったようだ。

時間をかけて少しずつ話を進めたんだけどさ、二ヶ月ほど前に、話が止まった。

 

Kさんとお母さんは、話を進めたい意向だったんだけど、
当事者で社長のオヤジさんの踏ん切りがつかないんだとか。

Kさんから電話あって、
「親父の背中を押してくれ」と。

 

そんなわけで、今日は神奈川県内のとある街を訪ねた。

「社長!あんたが銀行と対峙するのが怖いとか、怖くないとか関係ない!
 妻と子供を守れない父親は腰抜けだ!」

少し大きめな声でドスを効かせた(笑)

 

ワタシにとっても、ある意味の「賭け」だったけど、結果的に好を奏した。

オヤジさんには、すぐにお詫び申し上げた。
「生意気言ってごめんなさい」と。

 

オヤジさんは、60代後半。
借金の時効を完成させることを想定すると、時効完成の頃は70代。

現役中に、無借金状態を作るには、ギリギリのタイミングと言える。
だから、絶対に契約に持ち込みたかった。
モチロン、ワタシの仕事的な目的もあったよ。
実入りは、決して小さくない案件だったからね(笑)

 

時間はかかったけど、とりあえず動く事になった。
とりあえず一安心。

居丈高になっていた、○○銀行と○○信金よ!
首を洗って待っていなさいネ(笑)

息子のKさん、この数ヵ月いろいろコミュニケーションとったけど、優秀だわ。
嗅覚が鋭い感じがする。
与太話にそれを感じる。

取引が一段落したら、一緒に飲みに行こうと思う。
オレの知らない事、教えて欲しいな(笑)

今日は、このKさん含めて4名の相談を受けた。
オレ的に頑張った、と思う。

そうだ!ごほうびに寿司を喰おう!(笑)

 

イイもーん。
誰もかまってくれなくてイイもん。
独りぼっちでも遊べるもん。

明日は、新宿で150分おしゃべり。
まだ新潟には帰れない。

そろそろホームシックになってきた(>_<)
男、たちばなはじめ45歳。
ホームシックで、神田の寿司屋で嗚咽を堪える。

 

今日は、酒呑みながら、facebookが友達。
嗤ってくれていいんだよ(T_T)

 

 

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自己破産しちゃいけない!

債務整理しちゃいけない!

自殺はもっとしちゃいけない!!

 

 

 

 

 

Profile 執筆者紹介

自己破産させない屋たちばなはじめ

■略歴
平成21年に、父親から引継いだ6億円の債務で資金繰りに困窮し自己破産を検討。
しかし、自己破産にも資金が必要な事、弁護士から350万円掛かると言われ断念。

信頼を置いている知人の紹介により、知り合った金融コンサルの指導で借入金返済
債務にも時効がある事を知り、それをクライアントに話さない弁護士に嫌気が差し、
以後弁護士との接見を行わず、任意整理もせず、6億円の金融債務返済を毎月元利
返済180万円を約2ヶ月後、合法的に返済元利毎月5千円に圧縮することに成功する。

そして、資金繰りは爆発的に改善する。現在も社長業を継続し13年目を迎える。
返済額圧縮によってねん出した資金を合法的に流用し39歳で自宅の住宅ローンを
29年分一括返済する。

自らの経験談を各地で話し、既に1,000名以上の個別相談に乗り、
日々クライアントに適した手段で救済を行っている。



講演実績
▲大手外資系生命保険会社 ▲首都圏大手 会計事務所 勉強会 ▲大手国内生命保険ライフプランナーグループ
(定例開催実績12回) ▲東北地方学校法人運営数社 これら含め国内各地で合計600回以上(6年間で)開催。

講座ページ:http://shikin-kaizen.net

株式会社MEPたちばな総研 代表取締役
たちばなはじめ(ビジネスネーム)

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