経営者向けコラム
【更新】2018.02.13 【投稿】2018.02.06
採用する側と、すぐ辞める社員
高収益経営サポートセンター安室元博
今日は、採用について考えてみたいと思います。
多くの企業では、さらに成長を目指すと
人を増やそうと考えます。
採用を強化しようとします。
新しい人材を採用することは
企業の成長においてはとても重要なこと。
仮に現在は戦力的に充足しているとしても、
人は必ず歳を取るので、採用していかなければ
継続的な成長はできません。
一方で・・・
人手が欲しいばかりに安易に採用したが
すぐに辞めていく。。。
そんな状況も少なくありません。
すぐに辞めてしまう側に大いに問題があるとは思いますが、
採用する会社側にも明確な方針がない、計画性がないというように、
出会い頭で採用している傾向もかなりあると思います。
御社はどんな人材を求めていますか?
「御社はどんな人材を求めていますか?」
こんな問いをされたら
どのように答えますか?
真面目な人
性格が良い人
明るい人
確かにそうですね。。。
これらの要素を否定できませんが、
曖昧な基準で採用しているなら
上手くいかないかもしれません。
保有資格や経験年数などの基準は設けやすいですが
人としての素養というか、パソコンでいうOSのような
仕事をする上で土台となる要素は具体化しにくいものです。
でも、
具体化できないために、人の主観で違いが生じたり
配属された部署で違いが生まれたりします。
これでは採用や育成に、成果は望めません。
以下に、求める人材像を
具体化した19の例をご紹介します。
ここから御社が必要とする人材像を
5つ厳選してみましょう。
1.誠実で信頼ができる
2.会社の仕組みやルールを守る
3.自主的に仕事に取り組める
4.計画的に行動する
5.仕事の期日を厳守できる
6.自ら考えて行動する
7.課題を発見することができる
8.常に改善を意識し効率性を高める
9.自らを向上させている
10.数字を意識し売上アップとコスト削減に取り組む
11.仲間と問題を分かち合いチームワークを重視し進んで協力できる
12.物事を論理的に考え表現できる
13.危機意識を常に持ち環境変化に対応できる
14.目先のことにとらわれず長期的で広い視野に立った考え方と行動ができる
15.何事にも結果思考で行動しあきらめずに成果をだせる
16.挑戦意欲を持ち失敗を恐れずにチャレンジできる
17.リーダーシップを発揮して周りを巻き込める
18.プロとしてクライアントの期待を超えるサービスを提供できる
19.クライアントをファン化できる
いかがでしょうか?
どれも求めたい人材像ではありますが、
必要な要素5つを厳選すると
人材に求める要件の優先順位が
明らかになってきます。
この人材像は時期や段階において
変わってよいです。
まずは現在の会社が求めている
人材像を具体化して
それをメンバーで共有してみましょう。
採用のみならず、
会社の方向性の理解や
メンバー自身の行動目標にも
つながりそうです。
実際に5つ厳選してみてくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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高収益経営サポートセンター安室元博
1989年、青山学院大学文学部卒業
株式会社横浜そごう入社。12年間婦人服売場のマネジメントに従事。
その後、本社人事教育担当として社内の人材育成に携わる。
経営コンサルタントに転身後は、国内大手コンサルティング会社にて
主に組織活性化、人材育成を担当。
2011年プロフェッショナルパートナー設立。
ビジネスコーチ株式会社パートナーエグゼクティブコーチ。
そごう人事教育担当時は、社内の販売スキルアップ制度、人事制度を導入。
経営コンサルタントとして、300社1,000の組織の改革と5,000人の教育研修を実施。
経営者から新入社員まで世代を超えた人材育成を一手に担う。
現在、経営者のコーチとして独自メソッド「安室式経営者コーチング」を全国オーナー経営者、二代目社長に提供。
建設、住宅リフォーム、製造、IT、サービス業のクライアントの86.7%が創業以来の最高売上利益を記録し今も更新中。
その他、各企業に階層別研修、リーダーシップ研修、新入社員研修を実施中。
専門分野:経営者コーチング、幹部社員育成、課長係長育成、コーチング研修
株式会社プロフェッショナルパートナー
代表取締役 安室元博