経営者向けコラム

組織づくり/社長コーチング

【更新】2018.04.24 【投稿】2018.04.24

「人として信頼できない」という部下に対して

高収益経営サポートセンター安室元博

「人として信頼できない」という部下に対して

 

おはようございます。安室です。

今週末からゴールデンウィークがスタートします。

9連休なんて人もいるかもしれませんね。

私は暦通りですが・・・

連休前に抱えている仕事はすべて
終わらせるつもりで頑張ります。

 

 

さて今日の本題です。
普段、リーダー対象の勉強会で
講義するケースが多いですが、

そこでは、「リーダーに必要な二つの要素」として
「仕事力」と「人間力」が大切だと伝えています。

 

そして、この二つの要素を足したときに
絶対に部下に負けてはならない、と伝えています。

では、部下は上司に対してどのようなところに
不満を持つのでしょうか?

ここに「上司への不満」に関する
調査結果があります。

 

内容は以下の通りです。

1.人として信頼できない 56.9%
2.業務に関する指示命令が不明確 46.3%
3.感情的に怒ることが多い 33.9%
4.立場にあった仕事をしていない 32.9%
5.情報共有をしない 31.4%

 

1位はなんと
「人として信頼できない」

まさに、「人間力」です。

「人間力」はリーダーにとっては最重要。

逆な言い方をすれば「人間力」が部下から認められると
影響力は絶対的になると言えます。

 

人の上に立つ人、人を指導する人 は
まずは相手から人として認められることが必須条件です。

では、どうしたら認めてもらえるのでしょうか。

 

 

偉そうにするものではなく
必要以上に気を遣うことでもありません。

簡単なノウハウがあるわけではないですが
外せないことがあると思うのです。

それは・・・

相手の話をキチンと聴くこと
相手を認めること
相手を尊重すること

 

私はこのように信じています。

自分の話しをする前に
まずは相手の話を聴く姿勢をもつこと

 

そして、相手を認めなければ、
尊重しなければ、相手から認められることも
尊重させることもありません。

立場の優位性を利用した発言や大声での恫喝でも
人は表面的には従うでしょう。

しかし、それではきっと
不満のアンケートの結果を招くだけです。

 

私たちは「仕事力」を向上させることは
当然必要ですが、幾つになっても「人間力」の向上。

つまり「人としての成長」
が求められるのだと思います。

常に気をつけていきましょう。

 

 

最後までお読みくださりありがとうございます。

 

 

 

Profile 執筆者紹介

高収益経営サポートセンター安室元博

1989年、青山学院大学文学部卒業
株式会社横浜そごう入社。12年間婦人服売場のマネジメントに従事。
その後、本社人事教育担当として社内の人材育成に携わる。
経営コンサルタントに転身後は、国内大手コンサルティング会社にて
主に組織活性化、人材育成を担当。
2011年プロフェッショナルパートナー設立。
ビジネスコーチ株式会社パートナーエグゼクティブコーチ。


そごう人事教育担当時は、社内の販売スキルアップ制度、人事制度を導入。
経営コンサルタントとして、300社1,000の組織の改革と5,000人の教育研修を実施。
経営者から新入社員まで世代を超えた人材育成を一手に担う。

現在、経営者のコーチとして独自メソッド「安室式経営者コーチング」を全国オーナー経営者、二代目社長に提供。
建設、住宅リフォーム、製造、IT、サービス業のクライアントの86.7%が創業以来の最高売上利益を記録し今も更新中。
その他、各企業に階層別研修、リーダーシップ研修、新入社員研修を実施中。
専門分野:経営者コーチング、幹部社員育成、課長係長育成、コーチング研修

株式会社プロフェッショナルパートナー
代表取締役  安室元博

タグ