経営者向けコラム

資金繰り改善

【更新】2018.05.31 【投稿】2018.05.31

法人たる銀行って誰のこと?

自己破産させない屋たちばなはじめ

法人たる銀行って誰のこと?

 

昨日はね・・・・名古屋市内でとある方からセミナー講師の
ご依頼を受けておしゃべりしてまいりました。

一か月ほど前に、名古屋での定例セミナーでご聴講頂いた女性事業主さん。
ご自身の事業は順調そのもの。

 

ワタシの話す趣旨をよくご理解頂けたようで、「私も情報を広めるお手伝いしたい」
というご意向を受け、この方の周辺の事業主さんを御集め頂いておしゃべりして
参ったワケです。

準備期間は3週間ほど。
東京や大阪からも御集め下さったようで・・・・15名のご聴講者でした。

 

 

ワタシの情報を否定する方の多くは、
「ワタシはたぶん大丈夫」とか、
「失敗する事を考えるなんてナンセンス」とか、
「前を見て進んでいくべき」とか・・・・
一見、前向きと感じるような事を言うんだけどさ・・・・・。

失敗していく人って、みんなが思うんだよ。
「こんなはずじゃなかった・・・」って。

 

虚勢張って、見せかけの利益を作る事なんか誰でも出来るんだよ。
でもね・・・・キャッシュフロー上での利益を作れる人って・・・・極々僅か。
ましてや、それを10年継続できる人って・・・・1%か2%程度。
これが現実なのですよ。

 

「今はまだ大丈夫!」じゃなくって、「いずれ傾きそうなときの為に・・・」と
言う思考が肝要なのですよ。
その思いが、この女性事業主を通じて、15名に拡散されたのは非常にうれしかった。

お二人の方から、個別面談要請をお受けした。
近々にお目にかかる事になります。

 

今度は、同じく名古屋で定例セミナーです。
名古屋でセミナー2DAYS(笑)

5日連チャンセミナーは、まだまだ序盤です。
疲れている暇はございません!( ̄▽ ̄)

さて、本日もSNSに投稿した記事にお付き合いください。

あなたの大切な一日の中の数分間をワタシにお与えください。

いくらかでもあなたの糧になるのでしたら幸いです<(_ _)>

 

 

 

「法人」って・・・誰のこと!?

 

5月15日 上京身支度中の新潟の自宅にて

 
「法人とは?」という質問に対して答えられる人は多いだろうし、
それに関する記述はWEB上でも数多く記載されているので、
イチイチここでは書かない。

 

でもさ・・・「法人って誰?」って言う質問に答えられる人っている!?
法人たる会社って・・・誰なの? どこにいるの??
どこに行ったら会えるの???
会社員が誰かは特定できるけれど、会社って誰なのよ!?

社長が会社なの?
社長って・・・会社役員なのであって会社そのものではないよね!? 

筆頭株主が会社なの?
筆頭株主って・・・株主でしかなくって会社そのものではないよね!?
 
 
たちばなはじめって・・・誰?
たちばなはじめは一部WEBの世界で名前が出回っているけど、
ワタシの仕事上の名前であって、ワタシはそもそも
「みながわさん」だよね!?(笑)

 

株式会社MEPたちばな総研って誰なの?
みながわさんの一人企業であり、株主はみながわさんだけであるけれど、
たちばなはじめは会社じゃないし、MEPたちばな総研はみながわさん
でもないよね!?

 

たちばなはじめことみながわさんは個人なのであって法人ではないのですよ。
 
 
 
それじゃさ・・・法人たる銀行って誰?
銀行員が誰かは特定できるけど、銀行って誰なのよ!?

頭取が銀行なの?
頭取って・・・銀行の役員なのであって銀行そのものではないよね!?

筆頭株主が銀行なの?
筆頭株主って・・・株主でしかなくって会社そのものではないよね!?

 

ましてや、銀行の支店の支店長や融資担当者は、一社員でしかなく、
一労働者でしかなく、担当者なのであって代表者ではないよね!?

 

銀行員って・・・銀行の担当者でしかなくって、
間違いなく法人ではないのですよ。
 
 
 
会社の資金繰りがつかなくなると、破産・任意整理・個人再生・会社更生法。
民事再生法という、法的整理を解決方法と考える人が殆どなんだけどさ・・・・。
 
法的整理を実行したことによって、困ってしまう相手先を考えるんだよ。
慮るんだよ。

 

・銀行は借金を踏み倒されて悲しい
・取引先や仕入れ先は売掛金を踏み倒されて悲しい

・顧客は購入経路を断たれて悲しい
・従業員は給料や退職金を踏み倒されて悲しい

・家族は周辺全員が納得した環境にならないと給料が受け取れない
・弁護士は管財人や顧問になれて手数料貰えてウレシイ
・裁判所は、裁判と言う仕事が出来てウレシイ。

 

お金の量が決まってしまって、全員を喜ばすことが出来にくいか、
もう出来ない、と言う状況になった時に、
「全員に均等に迷惑をかけて全員に謝りましょう」と言うのが法的整理なのですよ。

 

そしてそれを生業にしているのが弁護士であり、管財人であり、
裁判所であり、裁判官なのですよ。

 

 

 

貴方の迷惑をかける先は? その優先順位は?

 
ワタシへのご相談者の中で、ワタシの救済案に同意しかねる人の中に・・・・
〇〇銀行の融資担当者の〇〇君や△△支店長に迷惑かけたくない」という事を
話す人は少なくないのだけれどさ・・・・・。

 

銀行の支店ごとに数百から数千ある融資先の中のたかだか中小企業の一社程度が
返済停止したくらいで、支店長や融資担当者なんかに迷惑かかるだろうか???

利息取って、連帯保証人取って、担保取って、信用保証協会ついて・・・・
支店長や担当者ごときに迷惑なんか掛かるんだろうか??

 
法人たる銀行に迷惑かけたって、銀行員の個人になんか迷惑なんか掛からないし、
かかったとしても、そんなものは微細なモノじゃないんだろうか?

法的整理によって、周辺全員にまんべんなく迷惑かける法的整理じゃなくってさ・・・・・
実体が無くって、何処にいる誰だかわかんない法人たる銀行に、
迷惑を集中させることで・・・・顧客や取引先や仕入れ先や従業員や
家族に迷惑をかけなくって済むのではないだろうか??
 
 
その上で、今一度読者に問うてみたい。

我々が「集中的に迷惑をかけるべきだ!」と読者に問うている法人とは、
いったい誰なのだろうか!?

 

説明できる人間がいない以上、ワタシはワタシの仕事のしかたで、
迷惑をかける人なんか存在しないと思っているんだよ。
だって・・・法人なんか誰なんだか説明できる人いないんだから(笑)

誰だか解んないけど、そんな解んないもんを大事にするより、
身近で大切な相手を大切にすべきに決まってるじゃんか(笑)

そりゃ返済停止されたら、銀行側で些末で煩雑な作業は
出てくるかもしれないけどさ・・・・・
家族の生活や従業員の生活などより優先するほどの重要な
作業など無いだろう??

 

だから、「優先順位を考える」という事は非常に非常に大切な作業である、
という事なのですよ。
 
 
娑婆(しゃば)を知らぬ薄っぺらなバカがワタシに一丁前に講釈垂れるのよ。
「道義的に借りたものは返すべき」と。

ワタシは真っ向否定するよ。
「有事の際は、道義的に借りたカネを返すべきではない!」とね。

ワタシは、ヒューマニズムの観点から、
「有事に於いては、借りたカネを返すべきでない」
と申し上げているのですよ。

 
 
上記の観点から考えると・・・・有事の際の資金繰り対策を考えると、
“個人事業主” と言うカタチの仕事の進め方、と言うのは・・・・
いささか危なっかしい、と言う結論になるのです。

そりゃ少ない売り上げの中で課税比率が高くなるから、
個人事業主の方が良い、という論点もあろうかと思いますけど、
危機管理と言う観点から考えると、その分を差し引いてでも
法人で事業を運営した方が、リスクヘッジ出来やすいんだよね。 

だって・・・・「法人って誰!?」って訊かれたら、
誰だか答えられる人なんかいないんだから。
それはすなわち、「自らの逃げ道を確保する」と言うための手段として、
誰だか解らない法人を設立して「逃げる」と言うための手段なのですよ。

 
会社と言うものは、番地があれば、
何処でも誰でも会社登記が出来るんだから。
 

 

ワタシはかつて、新潟県内で「M産業株式会社」と言う会社を経営し、
間違いなく事業に失敗し、6億円の負債を背負った。

ワタシは法人の残した負債について個人保証をしており、
個人債務は背負ってはいるけど・・・・
株式会社MEPたちばな総研に弁済義務なんか無いからね。

別の「法人」なのだから。これは法律通りであり、
裏ワザでも何でもない。まさに遵法ですよ。法律通り。
 
 
改めて本文の読者に問うてみる・・・・・法人って・・・・誰なのさ!?(笑)
「法人とはなんぞや!」って・・・・
なんでもかんでも白黒ハッキリさせたがるのは悪いクセ。
 
「あやふや」とか「うやむや」とかって、結構大事なのですよ。
 
 
 
 
某日より5日間、連チャンセミナーで各地を廻ります。
名古屋・名古屋・広島・大阪・福岡を巡ります。
手羽先・きしめん・お好み焼き・土手焼き・明太子・・・・
ってところでしょうか(笑)

 
こう言う場面では白黒ハッキリさせておいて、旨いモノを喰いたい( ̄▽ ̄)

 

———————————————————

自己破産しちゃいけない!

債務整理しちゃいけない!

自殺はもっとしちゃいけない!!

 

 

 

 

Profile 執筆者紹介

自己破産させない屋たちばなはじめ

■略歴
平成21年に、父親から引継いだ6億円の債務で資金繰りに困窮し自己破産を検討。
しかし、自己破産にも資金が必要な事、弁護士から350万円掛かると言われ断念。

信頼を置いている知人の紹介により、知り合った金融コンサルの指導で借入金返済
債務にも時効がある事を知り、それをクライアントに話さない弁護士に嫌気が差し、
以後弁護士との接見を行わず、任意整理もせず、6億円の金融債務返済を毎月元利
返済180万円を約2ヶ月後、合法的に返済元利毎月5千円に圧縮することに成功する。

そして、資金繰りは爆発的に改善する。現在も社長業を継続し13年目を迎える。
返済額圧縮によってねん出した資金を合法的に流用し39歳で自宅の住宅ローンを
29年分一括返済する。

自らの経験談を各地で話し、既に1,000名以上の個別相談に乗り、
日々クライアントに適した手段で救済を行っている。



講演実績
▲大手外資系生命保険会社 ▲首都圏大手 会計事務所 勉強会 ▲大手国内生命保険ライフプランナーグループ
(定例開催実績12回) ▲東北地方学校法人運営数社 これら含め国内各地で合計600回以上(6年間で)開催。

講座ページ:http://shikin-kaizen.net

株式会社MEPたちばな総研 代表取締役
たちばなはじめ(ビジネスネーム)

タグ