経営者向けコラム
【更新】2018.09.19 【投稿】2018.09.19
夫婦間で資産・負債への考え方は異なる
自己破産させない屋たちばなはじめ
こんにちは。たちばなです。
本日は火曜日。東京神田神保町の「仮の住まい」からのブログ発信です。
たちばなはじめは、おとめ座のA型。
もうすぐ47歳になります。
この仕事を始めたのが39歳の頃。
当時幼稚園児だった長女は現在中学一年生。
小学一年の次女と、来春小学校入学する三女は、
もはやワタシが「元・小売業経営者」である事も知りません。
当時から頭髪は無いに等しかったですが、顎と鼻下に
生やしているヒゲは、随分白くなりました。
痛風を発症したり、肝機能が低下したり、
高脂血症だったり、血圧高めだったり・・・・そこそこに齢を重ねました(笑)
でもね、人間は加齢する事に抵抗は出来ても、拒否する事は出来ない。
一方で、借金問題は「時の経過」で解決できるんだよ。
人間は必ず年を取り、やがて死んでいくんだ。
「今月はどうにか回った」とか、「来月もどうにか・・・」とか
言って事業を廻している人・・・一年後や三年後の展望は望めている??
生きている限り、「その時」は必ず来るよ。
だから、問題を先送りしてはいけないんだ。
その「先送り」の最たるものが、「リスケジュール」なのですよ。
リスケジュールを実行した後に、通常弁済に戻し、
利益を出しながら運営されている企業は1%以下ですよ。
あなたの事業はその「1%」に入っていますか?また入れますか??
有事に於いては、「意地」とか「プライド」とか
「漠然とした恐怖」が身を包みますが、
そういう時にこそ、目を閉じ、深く深呼吸して、
「今の自分に出来る事」に思案を巡らすのです。
思案を巡らせて、妙案が出てこなかったら、
その先に「たちばなはじめ」がいる、と考えてください。
「一筋の光」を見出すことは可能かと思います。
よかったら連絡くださいませ。
さて、本日もSNSに投稿した記事にお付き合いください。
あなたの大切な一日の中の数分間をワタシにお与えください。
いくらかでもあなたの糧になるのでしたら幸いです<(_ _)>
神奈川県内のご夫婦の負債についてご相談
半年ほど前に、神奈川県内のご夫婦の負債についてご相談を受けたんです。
Aさん(50代)とB子(40代)さんのご夫婦。
Aさんは、地方公務員。定年まであと数年、と言う所。
B子さんは、ある特定の商材を販売する個人事業主。
B子さんの事業の不振により、B子さんの負債が数百万円。
Aさん名義でも借入があり、合計で負債は1000万円を超えていて、
その対応について相談を受けたのが半年前だった、という事。
実質的にその借入金は、B子さんの事業に全て注ぎ込まれてしまったのだが、
対外的には夫にも負債がある、という事で、ワタシは「二つの問題」
としての対応を迫られることになった。
Aさんへの対応(提案)
・退職と転職を実行し、退職金等の一定の資金を確保し、転職をした上で、
預貯金等の動産を逃がし、「取られるものが無い環境」を作る。
・債権者にサービサー等への早期再建意向を促した上で安く買い叩く。
・サービサーとの合意に至らなければ、合意に至るまで “ほっとけ” 。
やがて風化する。
B子さんへの対応(実施中)
・早期の事業からの撤退
・最終の売掛金の債権者から差し押さえ防止対策
・就職
・債権者にサービサー等への早期再建意向を促した上で安く買い叩く。
・サービサーとの合意に至らなければ、合意に至るまで “ほっとけ” 。
やがて風化する。
上記の提案に対し、夫婦での見解は分かれた。
Aさんは、退職する事に強い抵抗あり。
「あと数年で満期退職なので中途退職などできない。」との事で、
弁護士を使い「破産」を選択。
破産しても解雇事由に該当しない事を優先し、多少の預貯金等の
資金流出は致し方なし、と考えた。
Bさんは、早期に事業から撤退。
売掛資金や多少の蓄財資金を確保するために、たちばなはじめを使い
「私的整理」を選択。
破産しない事で預貯金や生命保険を優先し、事業を辞め就職する事は致し方なし、
と考えた。
弁護士の仕事が遅いがゆえに発生した大問題
現在、ワタシはB子さんについてのみコンサルテーションを実行している。
なーに・・・そんなに大変なものではない。
B子さんは不動産を持っておらず、「動産を逃がす」と言う施しさえ指導が
終われば、後は、債権者からの攻撃に対する「対処法」を促せばよい。
基本的にはLINEで指導できる事だし、B子さんがワタシとの面会を望めば、
その都度対応すれば済む話。
現在、B子さんのコンサルテーションは・・・・債権者の動きは、
全てワタシの想定の範囲内であり、順調そのもの。
B子さんとは風通しよくお付き合いさせて頂いている。
そんなB子さんから、7月早々にLINEを受けた。
「夫の債務整理の段取りが遅れ、6月末の賞与が差押えられた。
たちばなさんへの支払いを少し待って欲しい」と。
弁護士の仕事が遅いがゆえに発生した大問題だ。
賞与が差押えられた、という事は、職場に対してAさんの金銭困窮情報が
暴露されたことになるし、無論、金銭の困窮度合いも増してしまう。
これに対して、弁護士はAさんに対し、特に弁済も謝罪も無かったようだ。
これは想像だけれど・・・・「事務手続き上の問題」
程度にしか考えていないのだろう。
この間も・・・Aさんや家族の日常生活は続くのだ。
これでは「虻蜂取らず」ではないか!
現在、B子さん分のこちらへの支払いは、分割で続いている。
B子さんは、現在もこちらへ詳細の報告をし、就職先を決め、
「人生の再生」を図っている。
B子さんはコンサル開始当初は、かなり心配をしながらこまごまとワタシにLINEを寄越していたんだけれど・・・・ここ一か月少々、連絡が途絶えた。
「便りが無いのは元気な証拠」とは言え・・・・
少し気になったのでこちらからアプローチしてみた。
—————————————————————————–
はじめ:「その後大丈夫ですか?」
B子さん:「ありがとうございます。〇ロ〇スと〇〇銀行からは手紙が
届いていますがそのままにしてあります。たちばなさんの前に依頼していた
弁護士の債務整理についても、“支払いが無いから辞任します”という通知が
来たのでそのまま辞任して頂きます。今のところこんな感じです。いいですよね?」
はじめ:「バッチリです。以外に落ち着いているので安心しました。」
B子さん:「はい。夫のAの件がどうにもダラダラ進まず困っていますが、
その分、私はキッチリとほっときます。不安になったらたちばなさんの
ブログ読んでいます。」
はじめ:「Aさんは弁護士使うんだからダラダラするに決まっている。
法的整理とはそういうもん!(笑)」
B子さん:「本当にそうですね。すっかり大嫌いになりました!(笑)」
はじめ:「事実は小説より奇なり。また連絡ください。」
B子さん:「はい!ありがとうございます!」
—————————————————————————–
・Aさんは、未だ弁護士に頭を下げ、進まない債務整理を進めているのだろうか?
・6月に賞与が差押えられた事など忘れてしまったのだろうか??
・その経済的負担は自分だけでなく、妻のB子さんや子供たちにも関わってくる事に
思慮は廻らないんだろうか?
・法的整理する金額はいくらなんだろうか?
・支払いは済んでいるのだろうか?
・ワタシがB子さんに提示した金額より安価なのだろうか?
妻のB子さんに問い合わせれば、情報を得られない事も無いけれど・・・・
Aさんの問題に関係しないワタシがアレコレ詮索するのも良くないね。
ほっとくわ(笑)
ワタシは仕事が遅い人を信じない。
仕事が遅い人に仕事を依頼しない。
仕事を溜める人と手を組まない。
仕事が遅い人を信じないように、料理を出すのが遅い店を支持しない。
同じように、仕事の遅いヤツは信じないんだ。
「考える時間は必要だ」・・・・どのくらいかを決めようよ。
「忙しい」・・・・飯も食うし、ウ〇コもするだろ!(笑)
きっと〇〇〇だって、どんなに忙しくても眠くてもヤる(笑)
ワタシは「ヒマ」です。。
寝る時間あるし、ウ〇コする時間あるから。
酒飲む時間もあるが・・・〇〇〇は、あまりしないけど(*_*;
ご相談者によく言われる。
「たちばなさん、お忙しい時にお時間いただいて申し訳ありません」と。
ワタシは言うよ。
「ワタシ!?ヒマだよ。あんたとしゃべっている時間があるんだ。
ヒマじゃんか!(笑)」と(笑)
お気軽にはご相談に来てほしくないけれど・・・・
真剣な気持ちで相談に来て欲しいけれど・・・・
深刻な気持ちで来てほしくはない。
少しでも気持ちラクにして欲しいから、ジョークを交えて時に楽観的に、
時に悲観的に・・・・緊張と緩和で以って、迅速に仕事を進めて参ります。
追伸:
長女が・・・・「新しいランニングシューズが欲しい」と。
「う、うん・・・も少ししたらな(*_*;」
こういう時に、ワタシの仕事は遅くなる(;´∀`)
長女に信用されていないだろうな・・・・きっと(-_-;)
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自己破産しちゃいけない!
債務整理しちゃいけない!
自殺はもっとしちゃいけない!!
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自己破産させない屋たちばなはじめ
■略歴
平成21年に、父親から引継いだ6億円の債務で資金繰りに困窮し自己破産を検討。
しかし、自己破産にも資金が必要な事、弁護士から350万円掛かると言われ断念。
信頼を置いている知人の紹介により、知り合った金融コンサルの指導で借入金返済
債務にも時効がある事を知り、それをクライアントに話さない弁護士に嫌気が差し、
以後弁護士との接見を行わず、任意整理もせず、6億円の金融債務返済を毎月元利
返済180万円を約2ヶ月後、合法的に返済元利毎月5千円に圧縮することに成功する。
そして、資金繰りは爆発的に改善する。現在も社長業を継続し13年目を迎える。
返済額圧縮によってねん出した資金を合法的に流用し39歳で自宅の住宅ローンを
29年分一括返済する。
自らの経験談を各地で話し、既に1,000名以上の個別相談に乗り、
日々クライアントに適した手段で救済を行っている。
講演実績
▲大手外資系生命保険会社 ▲首都圏大手 会計事務所 勉強会 ▲大手国内生命保険ライフプランナーグループ
(定例開催実績12回) ▲東北地方学校法人運営数社 これら含め国内各地で合計600回以上(6年間で)開催。
講座ページ:http://shikin-kaizen.net
株式会社MEPたちばな総研 代表取締役
たちばなはじめ(ビジネスネーム)