経営者向けコラム

組織づくり/社長コーチング

【更新】2018.01.26 【投稿】2017.12.05

フォロワーシップについて

高収益経営サポートセンター安室元博

組織の成果を大きく変える「フォロワー」のあり方

フォロワーシップについて

 

大河ドラマ「おんな城主直虎」も最終回でした。
いよいよ年末という気持ちになりますね。

さて、貴殿にとって今年はどのような年だったでしょうか?

 

私にとっては、これまで何年もかけて取り組んできたことの
総括のような年でした。

そして来年は、いろいろな意味で「リセット、リスタート」
の年になりそうです。

 

あらたなテーマとして
重要性を感じているものがあります。

それは「フォロワーシップ」です。

これまで「リーダーシップ」については
あらゆる角度から取り上げてきました。

「リーダーシップ」の重要性は
この先も変わることはありませんが、

それを支えるフォロワーの大切さを
とても感じるのです。

 

会社や組織を考えると・・・

リーダーとなる人よりも
リーダーについていく人
つまり「フォロワー」の方が
圧倒的に多いです。

その人達に対するリーダーの存在は
とても大切ですが、

「フォロワー」のあり方次第で
組織の成果は大きく変わってしまいます。

 

会社や組織には
達成すべき共通の目標があります。

その目標を達成するために
フォロワーはどうあるべきなのでしょうか?

 

「フォローワーシップ」は組織と社長ご自身の成長につながる

 

リーダーの言うとおりに従う決められたことをひたすら守る、
不満があっても口にしないリーダーの機嫌を忖度する。

このレベルでは、目標達成は容易ではないでしょう。

 

目標達成できる組織のフォロワーは受動的ではなく能動的
指示待ちではなく主体的です。

リーダーを自律的に支援する組織へ主体的の貢献する、
そんな姿勢が、本来の「フォローワーシップ」だと言えます。

 

しかし、言葉で言うのは簡単ですがこのような姿勢をフォロワーに
求めることはこれまでありませんでした。

実際には、黙って上司の言うことに従え自分勝手なことはするな
自分の立場をわきまえろ、というような扱いをされてきたように思います。

強い組織を作るには、フォロワー自体が成長することはもちろんのこと
リーダー自体、会社自体が考え方を変えていく必要を感じます。

 

この先も、組織における「フォロワーシップ」について
考察を深めていこうと思っています。

引き続きこの場でも紹介していきますね。

ご期待ください。

最後までお読みくださりありがとうございます。

 

 

 

Profile 執筆者紹介

高収益経営サポートセンター安室元博

1989年、青山学院大学文学部卒業
株式会社横浜そごう入社。12年間婦人服売場のマネジメントに従事。
その後、本社人事教育担当として社内の人材育成に携わる。
経営コンサルタントに転身後は、国内大手コンサルティング会社にて
主に組織活性化、人材育成を担当。
2011年プロフェッショナルパートナー設立。
ビジネスコーチ株式会社パートナーエグゼクティブコーチ。


そごう人事教育担当時は、社内の販売スキルアップ制度、人事制度を導入。
経営コンサルタントとして、300社1,000の組織の改革と5,000人の教育研修を実施。
経営者から新入社員まで世代を超えた人材育成を一手に担う。

現在、経営者のコーチとして独自メソッド「安室式経営者コーチング」を全国オーナー経営者、二代目社長に提供。
建設、住宅リフォーム、製造、IT、サービス業のクライアントの86.7%が創業以来の最高売上利益を記録し今も更新中。
その他、各企業に階層別研修、リーダーシップ研修、新入社員研修を実施中。
専門分野:経営者コーチング、幹部社員育成、課長係長育成、コーチング研修

株式会社プロフェッショナルパートナー
代表取締役  安室元博

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