オンライン営業のコツ
【更新】2022.01.10 【投稿】2020.01.16
プッシュ型・営業メールDMの構成/興味付けについて(サンプル付)
今回は、
「情報収集をしない社長に向けての「プッシュ型」広告・営業メールとは?」
の続きです。
実際に弊社が配信代行しているメール文章を参考に、
どのような内容・構成で情報収集をしない社長に向けて営業メールDMを
配信するのかをお伝えしようと思います。
メールの内容・構成のコンセプトは、
「10通送信して1件受注できるメール配信を行う」ことです。
このスタイルを覚えることは、受注率の高い営業メールの書き方だけでなく
ステップメールやクライアントへの提案メールにもお使いいただけますので
覚えておいて損なしです。
「御社が書きたいことではなく、相手が知りたいことを書く」
もっとも重要なことは
「御社が書きたいことを書くのではなく、相手が知りたいことを書く」
ことです。
送信相手はあなたのメールを「開かない・読まない・スクロールしない」と
考えてメールを書きましょう。
また相手企業への(社長への)ラブレターと捉えることで、あなたの意図が
伝わりやすくなること間違いないです。
多くのダメな営業メールの内容が「自分本位」「伝えたいことのみ」という
傾向があります。
実際に弊社に来る営業メールも、どこかの会社が作成したフォーマットを
同じように使って(同じような構成+最後にアポ候補日)送ってきます。
もしかすると御社にも送られて来ているかもしれません。
営業メール自体が「プッシュ型」と言えども、内容・構成は
相手が自ら行動するような「プル型」である必要があります。
そうすることで「成約率」にも影響して来ます。
「プッシュ型」営業メールの全体構成
それではまずは「プッシュ型」営業メールの全体構成からお伝えします。
1.タイトル(インタレストゾーン)
2.会社紹介・要件と問題提起・啓蒙(ソリューションゾーン1)
3.問題解決方法について(ソリューションゾーン2)
4.会社概要(トラストゾーン)
この構成、どこかで見たことありませんでしょうか?
実はランディングページのコンテンツ構成と同じです。
人を行動させたい場合の感情へ訴えるプロセスは同じなんですね。
それでは実例に基づいて、各項目についてお伝えしていきます。
1.タイトル(インタレストゾーン:興味づけ)
メールタイトルの役割は、ユーザーに興味を持たせメールを開封させることです。
メールタイトルとサンプルは、こちらのページを参照くださいませ。
→ 過去記事:企業向けメールの“開封率”を上げる方法
2.会社紹介・要件と問題提起・啓蒙(ソリューションゾーン1)
今回は「社長向け」人材・組織についてのセミナー集客のための
メール原稿をサンプルとしてお伝えして行きます。
*会社紹介・要件について
営業メールは、その名の通り「営業」ですから自己紹介をする必要があります。
5行前後で簡潔に御社のことを理解してもらえる文章を添えてください。
初めまして(御社名挿入)と申します。
弊社は経営者・役員向けに”売上アップ”のための
XXXのサポートを行っている会社でございます。
今回は、弊社が法人向けに販売促進パートナーとして
約1,000社のサポート内容から生まれたXXXXXについてのご連絡です。
*問題提起・啓蒙について
メールタイトルが、メールを開いてくれるかどうか相手の判断が下される部分だと
したら、この「問題提起・啓蒙」部分はメール内のリンクをクリックさせるか判断が
下される部分です。
※メール内のリンクの中で、一番上にあるリンクが最もクリックされる場所です
この「問題提起・啓蒙」については、最新のトピックなどと絡めて伝えると、
相手には「今対策すべき問題」と認識されます。
以下の5つの課題をお持ちの社長様向けの内容です。
▲危機感や当事者意識がなく、意見・提案が上がってこない
▲新しい制度や、やり方に常に否定的な態度を何とかしたい
▲モチベーション・帰属意識が希薄な状態を何とかしたい
▲社内の団結力・コミュニケーションが足りない
▲理念やビジョンが、社内に浸透しない
職場の困った人たちの能力を開花させ
「XXXXXXXX」として活かす方法とは?
詳細はこちらより。
→ (遷移先のURLを挿入)
どの会社にも少なからず「社長と幹部・役員の方向性のズレ」について
課題を抱えています。
また古いやり方への執着心が強い古参社員も存在します。
「チームとしての協力関係」や「任せること」が必要な会社組織ですが、
その内情は個々人の価値観がバラバラということも少なくありません。
しかし「個々人の価値観は人それぞれ」であることを尊重した上での
「チームとしての協力関係」を作る事が経営者としての重要なミッションで
あることは間違いありません。
そこでこのミッションを達成するため、社長様の優先課題である
上記5つについて解決方法を講座ではお伝えしています。
「問題提起・啓蒙」を読み終えたときに相手から“うん、そうだそうだ”など
賛同・同意を得られるように流れを作ります。
いかがでしたでしょうか。
次回は、続きである下記項目についてお伝え致します。
3.問題解決方法について(ソリューションゾーン2)
4.会社概要(トラストゾーン)