オンライン営業のコツ
【更新】2022.01.10 【投稿】2020.04.20
「見込み客獲得」のためのマーケティング施策とその効果について
御社では、現在はどのようなプロモーション方法を使っていますでしょうか。
下記は帝国データバンクが2018年に実施したレポートから、
「見込み客獲得」のためのマーケティング施策の実施状況とその効果についてです。
レポートを見ますと「展示会・イベント出展」が最も実施されていて、
かつ効果のあるマーケティング施策ということが分かります。
ウェブマーケティングが一般化する前から実施されていた「展示会・イベント出展」
ですが、最近ではその効果・手法が見直されており出展ノウハウや運用フローなどの
専門コンサルティングも出て来ており、ニーズが高いことが分かります。
また小規模・中小企業に対して国や地域では展示会出展のための
補助金が用意されているなど、活性化の一旦をサポートする仕組みも出来ています。
*「補助金・助成金」について小規模事業者持続化補助金ほか、各市町村ごとに
補助金が設けられていますので最寄りの商工会議所または市区役所・県庁の
経営支援課までお問い合わせください。
マーケティング施策を実施する場合、いくつかの検討項目があると
思います。それは会社の事情や状況によって変わってきますので、
ポイントとなる3つの傾向と対策について考えて見ました。
(課題)
・決裁者/責任者に直接会える仕掛け
・直接の費用がかからない
・費用対効果/作業対効果を最大化させる仕組み
決裁者/責任者に直接会える仕掛け
それではなぜ「展示会・イベント出展」が最も実施されていて
かつ効果のあるマーケティング手法なのでしょうか。
そこには最もマーケティング担当者として必要な効果が得られるからでしょう。
それは決裁者/責任者に直接会える仕掛け です。
「展示会・イベント出展」を始めようとする際、施策についての課題や成果について
検討する場面があると思いますが、「決裁者/責任者に直接会える仕掛け」である
ことはマーケターからも営業からも最重要事項ではないでしょうか。
また他の「決裁者/責任者に直接会える仕掛け」では、
自社セミナー(経営者向け)が解決施策として有効です。
直接の費用がかからない
マーケティング施策に費用がかからないことは、施策を開始するまでの
スピードを早くしてくれるものでしょう。
ITやウェブ化が進んだ昨今、企業にとってのマーケティング施策の中で、
一番大きな動きの一つは、ブログ・SNSなどを中心に誰もが無料で
情報を発信する側になることが出来るようになったことでしょう。
あとは「どのようなコンテンツ・内容を」「どのようなタイミングで」
「社内の誰が作成するのか」などを構築し、仕組み化することが重要です。
しかし最も大切なことを忘れてはいけません。
自社内でできる無料施策の最も重要な対策は
「現在のホームページから問い合わせを増やすこと」です。
先ずはこの施策の社内での仕組みを作ってからブログ・SNSなどを
使っていくべきでしょう。
すでに自社ホームページでの集客の仕組み化が出来ている会社様では
以下の無料施策に是非ともチャレンジしてください。
*その他施策として
▲SNS(facebook、instagram、Twitter)
▲オウンドメデイアなどホームページとは別の自社メディア
※オウンドメディア(Owned Media) とは、リスティング広告や純広告(バナー広告)などのペイドメディア(paid media)に対して、自社で運用・所有する媒体のことです
▲メールマガジン(メールもオウンドメディアに含まれます)
帝国データバンク様のレポートでもあったように
自社ホームページや、ブログ・SNSなどの自社メディアでのマーケティング施策
には「ダウンロードコンテンツ」など、オファーとして無料で提供出来る
コンテンツを併用させることが有効です。
費用対効果/作業対効果を最大化させる仕組み
すでに上項の無料施策を行なっている場合、次に考えるべきことは
「費用対効果/作業対効果」です。
無料施策ではあっても根本的に考えるべきことは“担当者の給与”以上の
売上(利益)をあげることです。
無料施策が、“担当者の給与”以上に成果を出すものでなければ、
次は「外注化」を検討する段階です。
また自社メディアの運用ノウハウが貯まり、別の施策を増やす場合に
これまでの施策を「外注化」してしまう場合もあるでしょう。
「外注化」ノウハウについても別の機会にまとめて見たいと思います。
以上のようなリアル+ウェブでのマーケティング施策の課題を
独自の方法で効率よくクリアしてける企業が規模の大小によらずに
「勝てる」企業であることは間違いありません。