オンライン営業のコツ

 

今回は、前回の
「企業向けメールの到達率を上げる方法：メールを開かずに判別されてる要素編」
の続きです。

 

今回は配信したメールの到達率の要素として、プロバイダー（ISP）や
グーグルに判定されている項目についてです。

 

 

配信メール内容の判定要素について

 

・メール文字数

極端な事でいうと、全く文字がない・文字数が異常に多い
（その基準文字数は分かりませんが）という所を判定しています。

最近の「お問合せフォーム」を考えると分かりやすいかもしれません。

 

各項目に文字制限があったり、お問合せ内容が必須項目であったり
など、メール到達の判定基準と似ている事が多いです。

 

・本文内のリンク数

ISPやグーグルは当然、送信されたメール本文が到達される前に本文の
内容・使われているキーワードなどをチェックしています。

メール内容に添付するリンク数が多いと（基準数は不明ですが）、
メール到達率が下がります。

恐らく送信されるメールに大量の宣伝や告知をされるのを
嫌っているためと思われます。

 

迷惑メールなどは、ご丁寧に怪しいリンクが多いのは誰でも
見たことがあるでしょう。
　

もしくはリンク数が多いのは最初から「迷惑メールの証し」のように
判定されているのでしょうか？

 

ちなみに、先に記載した「お問合せフォーム」でも同じ事象が起きます。
お問合せ内容に、リンクを複数つけてしまうと送信エラーに
なる事を何度か経験しました。（リンクを削除すると無事送信できた）

 

・メール内容と相手先のマッチング度合い

あなたも無差別で送られてくる（なぜこのメールが弊社に？）というメールを
見た事があると思いますが、メール内容（告知内容）も判断基準の一つです。

 

個人向けのメールが会社に送られてきた場合、あなたはメールを削除するか
迷惑フォルダに移行させると思います。
そういった行為も実は監視されていて、その対応率が高いメールは
他の配信先に送付された場合、到達率を低くされる仕組みが働いています。

 

 

メール本文以外の判定要素について

 

・配信頻度

これは誰でも分かります。
あなたも「しつこいメール嫌い！」ですよね。

”プッシュ型メール広告”の場合、相手側の”認知→理解→信頼→アクション”の
プロセスを踏んでいただくために継続的にメールを送る事が必要な場合がありますが
相手側に迷惑にならない間隔で配信することは誰でも分かりますね。

 

 

・配信時間

配信時間については、例えば誰も見ないような夜中に配信された場合
当然クリックはされない訳で、（メールは到達時に読まれることが多いため）
デイタイムに配信されるようなクリック率にはならず、
（定期的に）夜中に配信されるようであれば、到達率は徐々に下がって行くでしょう。

 

 

以上が、
企業向けメールの到達率を上げる方法：判定されている配信メールの要素です。

 

 

これらで分かるように、インターネットの大元とグーグルはまるで
１個人が視認レベルでメール内容を見ているかのような判別を瞬時に行う仕組み
を使っていることが分かります。

（なので配信側としては、必要最低限の事前対策が必要になります）

たまにその判別が行き過ぎてて、いつもやり取りしている会社やメルマガ読者に
送信したメールも迷惑フォルダに入る時があるくらいです。
それだけ注意すべき事項ということでしょう。

 

 

次回は、「メール開封率を上げる方法」についてお伝えいたします。

ご不明点などありましたらお問合せくださいませ。

 

 

 

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