経営者向けコラム
【更新】2019.02.05 【投稿】2019.02.04
法的整理する場合・しない場合の「債権の優先順位」の違いとは?
自己破産させない屋たちばなはじめ
こんにちは。たちばなです。
本日は1月30日。 新潟の自宅からのブログ発信です。
ワタシの地元では昨日は少々の積雪がございました。
10数センチ程度だったでしょうか。
今年初の除雪作業を敢行いたしました(笑)
でもさ・・・・日中の気温がまぁまぁ高かったようで、
残った雪はほぼ消えちゃいました。
つまり除雪してもしなくても良かったんだね(;´∀`)
少し無駄に体力を使ってしまったようです(笑)
先日、セミナーの依頼を受け、福岡の博多に出かけて参りました。
FPさんやら金融機関連、投資家さんなど24名がお集まりくださったんです。
業種はともかく・・・・・皆さん若い!
最高齢で34歳。
懇親会後に三次会まで行ったんだけど、最後のラーメン屋まで
付き合ってくれた男の子は22歳。
「お父さん、いくつなの?」って訊いたらワタシの4コ下でしたわ(笑)
みんなすごく若かったけど、でも志は高かったよ。
ニコニコしてお帰り頂いた。
新潟から飛行機が飛ばず、新幹線で博多に行くことになったり、
帰りの新潟の飛行機は、「悪天候につき、名古屋小牧に引き返すことがあります」
なんて脅かされたりしたけどさ・・・・どうにか出張行脚をこなしましたよ。
先日お正月を迎えたと思ったら、もう一月も終わり。
今年も残り11か月ですね(笑)
大変おこがましい限りではございますが、日本の経済は非常に悪いです。
報道では「史上最長の好景気」などと謳っていますが、世間はそれを
感じていないのではないでしょうか?
株価が高止まりしていますが、「大きな力の下支え」があって
無理やり維持されているようにワタシには思えます。
現状を見据えて頂きたい。
「神風」は吹かないです。
デフレなんか解消しません。
人手不足はさらに深刻になります。
また年内に増税。
小規模事業を取り巻く環境にプラス要素はありません。
ですから、冷静に冷静に現状を見据え、対策を打ってもらいたいのです。
さて、本日もSNSに投稿した記事にお付き合いください。
あなたの大切な一日の中の数分間をワタシにお与えください。
いくらかでもあなたの糧になるのでしたら幸いです<(_ _)>
事業の根幹は事業には無く会計にある
(一年前の自分のSNS投稿から)
たちばなです。
ワタシのセミナーには、たまに弁護士さんもおいでになります。
ワタシが把握している限り、70名ほどの先生が聴講されています。
セミナー聴講後に、ワタシの「落ち度」を指摘する先生はいらっしゃいません。
でも、その後先生からのご紹介案件はありません。
ゼロです。
法的落ち度は指摘出来ないけれど、
ワタシに困窮者を引き渡すこともしない。
読者各位
これがどういう事か解りますかぁ!?
ご相談者の「行く末」を優先に考えればワタシに紹介するでしょう。
自分自身の商業上の採算を優先すればワタシに紹介などしないでしょう。
先生方からのご紹介案件は、この仕事を始めて7年9ヶ月目になりますが、
ゼロ件です。
みんな自分の事しか考えていない。
他人の苦しみなど後回し。
カッコいい事ほざいたって、みんな自分の採算しか考えていないんだ。
オレだってそうだよ。
オレだって金儲けでこの仕事やってるよ。
商売だから金儲けするさ。
でも、おんなじカネ払うなら、少しでも自分にメリットある方を選ぶべきなんじゃない!?
自分だけじゃない。
自分以外の廻りの大切な人を守る為にメリットがある方を選ぶべきなんじゃない!?
重ねて申し上げます。
【法律と娑婆は違う】のです。
先生方のほとんどは商業を知りません。
先生方のほとんどは経営を知りません。
先生方のほとんどは娑婆を知りません。
今、あなた置かれた状況下で、冷静に考えるんだ。
「法的整理をして自分や自分の近親者の得るメリットとデメリットは?」
「法的整理しないで自分や自分の近親者の得るメリットとデメリットは?」
【事業の根幹は事業には無く会計にある】のです。
数字から目を反らしてはいけないよ。
数字を追いかけなきゃいけないよ。
数字から目を反らし続けて6億も借金作った負け犬たるオレが言うのだから間違いないんだよ。
今日もワタシは新潟の自宅で4件のSkype面談を実行する。
法的整理する場合・しない場合の「債権の優先順位」の違いとは?
(一年前の自分のSNS投稿から)
たちばなです。
「はれのひ」の報道が続きますね。
改めて、この件に関して、ワタシの見解をしたため、
この件に関しての記述はこれで最後にしようと思う。
三輪弁護士の見解で、「債権には優先順位がある」と。
そうだね・・・・社員給料は一般債権より優先されるのは解る。
でもさ、一般債権より金融債権が優先されるの?
また、一般債権より取引先への未払い債権が優先されるの?
それって「法的整理」をするからそうなるんでしょうよ。
じゃもし・・・当事者が法的整理をしなかったら、
債権の優先順位は当事者(事業主)が
決めることが出来るんでしょう!?
じゃあ法的整理なんかやったらダメじゃんか。
破産して事業を畳めば、そりゃ今後売り上げも立たないんだから、
債権者にお金が戻る可能性は無くなるけどさ。
破産せず、事業を継続して売り上げが立てば、全部とは言わなくても
現状の見込み債権以上の弁済はされるんじゃないの??
無論、篠崎洋一郎氏は、今まで以上に粉骨砕身の努力をし続けるか、
他の人を新社長に据えるか、の選択はあるだろうけれど。
法的整理をする事で「債権の優先順位」があるのなら、
法的整理しない場合の、「あるべき債権の優先順位」は・・・・
1) 労働債権(社員給料)
2) 一般債権(被害者)
3) 未払金(取引先)
4) 金融債権(借入金)
という事の方が治まりが良いと思うのだけれど。
そして、「法的整理」をしてもしなくても、債権者への弁済が実行される
可能性が低いのだから、なおさら費用の掛かる法的整理をしちゃダメじゃんか(笑)
1)は、支給しないと事業が継続できないから、今後の弁済が出来ない。
だから第一優先。
2)は、資金的余裕が少なく、資金力が小さいから、
今後の打開策を持ち合わせていない。だから第二優先。
3)は、事業体(企業)である事が多く、②に比べて資金的余裕がある事が
多いから、第三優先。
4)は、大きな事業体であり、資金的余裕があり、仮に資金的余裕が無くても
公的資金(税金)で救済されるから第四優先。
法的整理をしない事で、「債権の優先順位」が自ら決定できる以上、法的整理をやってはいけない、と言う事になりはしないかい???
そりゃ破産した方が、この篠崎洋一郎さんはラクチンだろうさ。
今の過熱報道なんか、一時的なモノ。
数か月すれば、この人の事なんかみんな忘れ、数年たてば、この人だって
親しい知人には笑い話にしてると思うよ。
でもね、篠崎さんがラクチンになる事で、その周辺にいる被害者たちが
冷や飯を食う事になるんだよ。
だから、「周りの迷惑なんかカンケーねー。オレだけがラク出来りゃいいんだ!」
と言う人には法的整理はいいね。
でも、「自分の事より、家族含めた周辺になるべく迷惑をかけないか、
負担が少なくなるようにしよう。」と言う人には“たちばなはじめ”が良いね。
法的整理を勧める弁護士より、たちばなはじめの方が、
はるかに「誠実」なのではないだろうか??
そして、国内に約4万人いる弁護士の中に、こういう思考を持つ弁護士がいない事を
国民は憂慮すべきではないかい??
ワタシは7年前にこれを実行したんだよ。
6億円の負債を抱え、小売業を商っていたワタシの会社の資金繰りが
立ち行かなくなった時に、
・家族を守るために、銀行への返済を停止し、生活資金に充当した。
・従業員を守るために、銀行への返済を停止し、遅配を発生させなかった。
・顧客を守るために、銀行への返済を停止し、事業を継続させた。
後に事業を後任の事業体に譲渡し、顧客の購入経路を断ち切らなかった。
・取引先を守るために、銀行への返済を停止し、
未払金は零細企業には発生させず、大手取引先に絞った。
・銀行への返済は・・・・銀行がこれによって経営危機に陥った時には公的資金
(税金)で救済する。
実際にやったよ。ワタシ。出来たもん。
特別な勉強したワケじゃない。
ただただ資金的に弱い人に迷惑をかけない為に、資金的余裕ある人には
待ってもらったんだ。
そうしているウチに、銀行は自ら解決策を持っていたし、こちらが何ら施しをする
必要が無くなっていっただけだよ。
「時の経過によってのみ解決する問題」なのだから、法的整理なんかやっちゃいけないんだって。
「道義的見地から、借りたカネを返すべきだ」と言う人は多いけど、
「道義的見地から、借りたカネを返すべきではない」とワタシが言うのは、
根拠があるのですよ。
しかもさ、「詐欺罪が成立するのか?」って言うけどさ・・・んなもん
成立するわけないし、仮に成立したとしても、この人をブタ箱に
ブチ込んじゃったらますます債権が回収できないじゃん(笑)
全くトンチンカン。
債権者の果たしたい目的と、その為に取る弁護士の取る手段が、
まったく見当違いなんだよ。
もしホントに、この篠崎さんに悪意が無かったのだとしたら、
「刑事告発は見送る、だから少しでも事業を継続して、銀行の借金返済を停止して、
浮いたカネと今後の事業の継続資金の中で、一般債権者への弁済を果たして欲しい。」
って言う話に持ち込む事で、篠崎さんがまた頑張るのかもしれないよね?
あくまでも可能性としての話ではあるけれど。
破産させたらゼロパーセントなんだよ。
事業継続なら数パーセントなんだよ。
弁護士は、司法試験パスして、法律は詳しいのかもしれないけど、
まったく「娑婆」を知らないんだよな。
しかも、借金に関する法律に関して、彼らはワタシと議論したら、絶対に勝てないんだよ。
・借金の時効も教えない(または知らない)
・商法第522条も教えない(または知らない)
・自力救済の禁止も教えない(または知らない)
・貸金業法第21条も教えない(または知らない)
・借りたカネが返せない事を取り締まる法律が無い事も教えない(または知らない)
自らの手数料欲しさから、やらなくて良い破産をさせているんだから、
彼らにつけるクスリは無いんだよ。
ワタシのセミナーを聴講して「勉強になった」とか「参考にさせて頂きます」
という弁護士はいたさ。
でも、彼らは、それを言った翌日から・・・・また資金的困窮者に破産を勧め続けるんだ。
だから、彼らに付けるクスリが無いんだって。
今まで、60人以上の弁護士が、ワタシのセミナーを聴講しているけれど、
誰もワタシには反論して来ない。
ワタシは待っているんだよ。彼らの反論を。
これまで661本のセミナーを開催しているが、弁護士さんは常にウェルカム。
銀行員だって聴講を拒絶したことなんか無い。
したり顔で解説している三輪弁護士・・・離婚調停や不倫問題を得意としているんだって。
借金カンケーねーじゃんか(笑)
離婚調停と不倫問題やってろよ!(笑)
まあ、今日の出演料欲しさにやった事なんだろうけどな。
最後に・・・・この篠崎社長は所有している不動産が無いのだから、
我々の手にかかれば、金融債務に関しては、事前に少しの施しをするだけで、
「ほっとけ案件」である事を申し添える(笑)
インフルB型に罹患していた長女。
回復し、本日から学校に行き始めました。
今夜は、水泳の練習も無いし、塾も無いので、家族6人が揃って夕食を摂ります。
外食にでも出かけようか(^_-)-☆
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自己破産しちゃいけない!
債務整理しちゃいけない!
自殺はもっとしちゃいけない!!
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自己破産させない屋たちばなはじめ
■略歴
平成21年に、父親から引継いだ6億円の債務で資金繰りに困窮し自己破産を検討。
しかし、自己破産にも資金が必要な事、弁護士から350万円掛かると言われ断念。
信頼を置いている知人の紹介により、知り合った金融コンサルの指導で借入金返済
債務にも時効がある事を知り、それをクライアントに話さない弁護士に嫌気が差し、
以後弁護士との接見を行わず、任意整理もせず、6億円の金融債務返済を毎月元利
返済180万円を約2ヶ月後、合法的に返済元利毎月5千円に圧縮することに成功する。
そして、資金繰りは爆発的に改善する。現在も社長業を継続し13年目を迎える。
返済額圧縮によってねん出した資金を合法的に流用し39歳で自宅の住宅ローンを
29年分一括返済する。
自らの経験談を各地で話し、既に1,000名以上の個別相談に乗り、
日々クライアントに適した手段で救済を行っている。
講演実績
▲大手外資系生命保険会社 ▲首都圏大手 会計事務所 勉強会 ▲大手国内生命保険ライフプランナーグループ
(定例開催実績12回) ▲東北地方学校法人運営数社 これら含め国内各地で合計600回以上(6年間で)開催。
講座ページ:http://shikin-kaizen.net
株式会社MEPたちばな総研 代表取締役
たちばなはじめ(ビジネスネーム)