経営者向けコラム
【更新】2018.08.06 【投稿】2018.08.06
社内で重要なのは「同感」か「共感」か?
高収益経営サポートセンター安室元博
高校野球甲子園大会が開幕しました。
北神奈川代表の慶應義塾は
サヨナラで勝利!
毎年の事ですが
夏の甲子園は観ていて興奮しますね。
ただ、こんな猛暑の中に
開催するのもどうなのか?
とも思ってしまいます。。。
さて、「共感」と「同感」の
違いってわかりますか?
実は、社内のコミュニケーションにおいて
「共感」は最も重要なんです。
社長には是非社員に対して
「共感」してもらいたいのです。
しかし、「共感」を「同感」と混同されてしまうのか、
その真意を理解してもらえないことがよくあります。
では、その違いは何なのでしょうか?
英語にするとよくわかります。
「同感」は I think so
つまり「私もそう思う」
「共感」は I understand you
「あなたのことを理解する」となるのです。
いかがでしょうか。
違いがわかりますよね。
コミュニケーションにおいて大事なのは「共感」すること、
つまり、相手を理解すること。
社内において社長に求めることは、社員に
「同感」することではなく「共感」です。
社員と気持ちを同じくすることよりも先に理解すること。
社長が社員を理解しようとすればするほど
社員たちは社長は自分たちのことを
よく分かってくれている、と感じることでしょう。
さらに、社員たちは社長のことを
理解しようと努めるでしょう。
これが、コミュニケーションの基本の
「相互理解」です。
もし、さらに社内のコミュニケーションをよくしたい!
と望むであれば、まずは社長が社員「共感」すること
から始めてみてはどうでしょうか。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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高収益経営サポートセンター安室元博
1989年、青山学院大学文学部卒業
株式会社横浜そごう入社。12年間婦人服売場のマネジメントに従事。
その後、本社人事教育担当として社内の人材育成に携わる。
経営コンサルタントに転身後は、国内大手コンサルティング会社にて
主に組織活性化、人材育成を担当。
2011年プロフェッショナルパートナー設立。
ビジネスコーチ株式会社パートナーエグゼクティブコーチ。
そごう人事教育担当時は、社内の販売スキルアップ制度、人事制度を導入。
経営コンサルタントとして、300社1,000の組織の改革と5,000人の教育研修を実施。
経営者から新入社員まで世代を超えた人材育成を一手に担う。
現在、経営者のコーチとして独自メソッド「安室式経営者コーチング」を全国オーナー経営者、二代目社長に提供。
建設、住宅リフォーム、製造、IT、サービス業のクライアントの86.7%が創業以来の最高売上利益を記録し今も更新中。
その他、各企業に階層別研修、リーダーシップ研修、新入社員研修を実施中。
専門分野:経営者コーチング、幹部社員育成、課長係長育成、コーチング研修
株式会社プロフェッショナルパートナー
代表取締役 安室元博