経営者向けコラム
【更新】2018.04.02 【投稿】2018.04.02
「コミュニケーションの目的とは何か?」を社員に説明してみませんか?
高収益経営サポートセンター安室元博
4月は、新たなスタートの月ですね。
今日は長男の大学の入学式なので
時間をつくって観にいきたい思っています。
先日、大阪のある企業で、リーダー研修会を行いました。
テーマは、職場の活性化
キーワードは「コミュニケーション」
聞き慣れたフレーズですが、その一方で当たり前に
なりすぎて逆に難しさを感じますね。
『コミュニケーションの目的とは何か?』
こう聞かれたら、あなたならどのように答えますか?
私は、コミュニケーションの究極の目的は、以下のように
共通のものをもつことにあると考えます。
共通の思い
共通の価値
共通の目標・・・
そして、それは言葉や言語を、超えた状態でもあると思います。
ちなみにコミュニケーションには、次の5レベルが存在します。
レベル1 メンバーが意見を否定されずに言える状態(許容)
レベル2 メンバーがリーダーや他メンバーの話を素直に聞ける状態(受容)
レベル3 リーダー・メンバーともに自分の存在価値を感じられる状態(価値理解)
レベル4 リーダー・メンバーともにお互いの立場の違いを容認できる状態(現在容認)
レベル5 リーダー・メンバーともに共通した理想を描くことができる状態(未来容認)
量から質にステップアップ
まずは「量」から
交わす言葉、会話の場面、時間を
確保することからですね。
続いて「質」
質とは、相互理解、共感、尊重
そして、容認
理解し受け入れる。そんな関係を築くことと言えます。
そして、その先に以下の究極の目的があるように考えます。
共通の思い
共通の価値
共通の目標
4月から新体制という組織も多いでしょう。
このタイミングで、コミュニケーションについて
考察してみることをお勧めします。
コミュニケーションレベルはどの段階か?
課題は「量」なのか「質」なのか?
しっかりコミュニケーションをとれ!
と漠然と唱えるよりは、その実態と本質を把握することが
大切と言えますね。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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高収益経営サポートセンター安室元博
1989年、青山学院大学文学部卒業
株式会社横浜そごう入社。12年間婦人服売場のマネジメントに従事。
その後、本社人事教育担当として社内の人材育成に携わる。
経営コンサルタントに転身後は、国内大手コンサルティング会社にて
主に組織活性化、人材育成を担当。
2011年プロフェッショナルパートナー設立。
ビジネスコーチ株式会社パートナーエグゼクティブコーチ。
そごう人事教育担当時は、社内の販売スキルアップ制度、人事制度を導入。
経営コンサルタントとして、300社1,000の組織の改革と5,000人の教育研修を実施。
経営者から新入社員まで世代を超えた人材育成を一手に担う。
現在、経営者のコーチとして独自メソッド「安室式経営者コーチング」を全国オーナー経営者、二代目社長に提供。
建設、住宅リフォーム、製造、IT、サービス業のクライアントの86.7%が創業以来の最高売上利益を記録し今も更新中。
その他、各企業に階層別研修、リーダーシップ研修、新入社員研修を実施中。
専門分野:経営者コーチング、幹部社員育成、課長係長育成、コーチング研修
株式会社プロフェッショナルパートナー
代表取締役 安室元博