経営者向けコラム
【更新】2019.06.12 【投稿】2019.06.12
「御社のセールスポイントは何ですか?」を準備しておく
モチベーションパートナー安室元博
おはようございます。
モチベーションパートナーの安室です。
「御社のセールスポイントは何ですか?」
このように問いかけられたら
すぐに答えられますか?
経営のある一面は他社との競争を
勝ち抜いていくことと言えます。
その競争を勝ち抜くための勝機
それが「セールスポイント」だと思います。
でも、いきなり「セールスポイント」を訊かれてても
即答できないですよね。
それでもいいんです!
もし、すぐに思いつかなかったら
今から考えていきましょう。
幹部や営業メンバーを中心に意見を出し合うと
会社のレベルが一段階アップしますよ。
そんな方法をお伝えします。
まず、漠然と捉えても
どこから手をつけたらよいかよくわかりません。
そんなときは、次の3つの着眼点で
整理していくことをお勧めします。
セールスポイント3つ着眼点
1.マーケティング
2.ビジネスモデル
3.人・組織
◎セールスポイントにおける
マーケティングとは商品やサービスの魅力
▲扱う商品やサービスのよいところは?
▲お客のどのような期待に応えるか?
▲お客にとっての会社の存在価値は?
◎ビジネスモデルは儲かる仕組み
▲この商材やサービスを扱う理由は?
▲商材やサービスの組み合わせは?
▲価格設定は? など
◎人・組織は人的魅力、チームの魅力
▲有資格者
▲匠の技
▲チームで生む価値 など
まずは思いつくまま意見を出してから
この3つの着眼点で整理してみるとよいですよ。
3つの着眼点は、それぞれが独立しているもの
ではなくすべてがつながっています。
今できていないことでも大いに結構です。
真剣に考えれば考えるほど
次のような問いに向き合うことになります。
・これまで何気なくしていた事業や活動が
どのような価値を生んでいるのか?
・お客は何を本当に望んでいるか?
・そのお役に立つには何をすればよいか?
・我々はどんな存在であればよいか?
この問いは、会社のミッションやビジョン・戦略について
考えることと同じじゃないか。。。
そうなんです!
「セールスポイント」は実は、
単なる売りや強みの羅列ではなく、
会社の目指す姿や方向を定義づけることになるんです。
いきなり会社のミッション、ビジョン、戦略を練る
といったらかしこまってしまい柔軟なアイディアが出にくい
ですが、「セースルポイント」なら意見を出しやすい。
今度のミーティングで時間をとって
メンバーで話し合ってみましょう。
幹部にとっては会社の経営戦略の再認識になり
営業メンバーには最強のセールストークになります。
思った以上に効果がありますからお勧めです。
そして、ご意見を伺えたら嬉しいです。
最後までお読みくださりありがとうございます。
最新記事
- こちらの社長向け情報ページに月4本の社長向け記事を投稿しませんか?
- 社長の優先課題が解決する「自走チーム力」の作り方とは?
- チャレンジングな組織にするには?
- あなたの言葉が足りない
- リーダーは良い「気」をつくれ
- 部下に「任せるための3ステップ」
- 経営者向けコラムを全て見る
カテゴリ
お知らせスペース
モチベーションパートナー安室元博
1989年、青山学院大学文学部卒業
株式会社横浜そごう入社。12年間婦人服売場のマネジメントに従事。
その後、本社人事教育担当として社内の人材育成に携わる。
経営コンサルタントに転身後は、国内大手コンサルティング会社にて
主に組織活性化、人材育成を担当。
2011年プロフェッショナルパートナー設立。
ビジネスコーチ株式会社パートナーエグゼクティブコーチ。
そごう人事教育担当時は、社内の販売スキルアップ制度、人事制度を導入。
経営コンサルタントとして、300社1,000の組織の改革と5,000人の教育研修を実施。
経営者から新入社員まで世代を超えた人材育成を一手に担う。
現在、経営者のコーチとして独自メソッド「安室式経営者コーチング」を全国オーナー経営者、二代目社長に提供。
建設、住宅リフォーム、製造、IT、サービス業のクライアントの86.7%が創業以来の最高売上利益を記録し今も更新中。
その他、各企業に階層別研修、リーダーシップ研修、新入社員研修を実施中。
専門分野:経営者コーチング、幹部社員育成、課長係長育成、コーチング研修
株式会社プロフェッショナルパートナー
代表取締役 安室元博