経営者向けコラム

組織づくり/社長コーチング

【更新】2018.07.09 【投稿】2018.07.09

業績が悪い時の「自己対話」について

高収益経営サポートセンター安室元博

業績が悪い時の「自己対話」について

 

おはようございます。安室です。

 

先週は西日本での大雨の影響で
大きな被害がでました。

心よりお見舞い申し上げます。

 

 

 

今年も半分を過ぎたところですが、
経営の状況はいかがでしょうか。

最高の業績のところもあれば
黒字化が困難というところも
あるかもしれません。

業績の良い会社の社長は
よいと思いますが、

そうでない社長は・・・

 

きっと、余裕がなく
どうしたらよいか迷っている

そんな状態が予想されます。

 

そんな社長に試してほしいことがあります。

それは、「自己対話」です。

「自己対話」を習慣化すると視野と時間軸の広がり、
選択肢の発見につながります。

 

では、次の問いかけについて
自己対話をしてみましょう。

1.あなたは自分との約束を守っていますか?

2.ミスが発生したときにでる言葉はどちら?
「誰の責任だ?」または
「このミスから何を学ぶか?」

3.あなたは良き教育者ですか?

4.あなたが社長でないとしたら
   社員はあなたにどのように接すると思いますか?

5.あなたが幸せにしたい人は誰ですか?
      自分、それとも他の人

 

 

いかがでしょうか。

人の変化と成長は、自分の中での
気づきやひらめきから生まれます。

そして、気づきやひらめきは
思考の中から出てくるのです。

 

まずはご自身への5つの問いかけを提示しましたが
これにより思考を深めて新たな気づきやひらめきを
得てもらえれば幸いです。

 

 

 

会社についての問い

 

この5つの問いは、社長やリーダーの器を大きくする
そんな効果があります。

こちらでは会社についての問いです。

会社の器を大きくし、
顧客満足を最大限に高めるためのものです。

それでは次の5つの問いについて
考えてみましょう。

 

1.他社にできなくて
御社にできることは何ですか?

2.貢献度の高い顧客は誰ですか?

3.その顧客は、自分が御社の顧客だ
と思っていますか?

4.その顧客は本当に満足していますか?

5.その顧客が御社に対して
本当に望んでいることは何ですか?

 

 

いかがでしょうか。

この問いは、まず社長自ら
「自己対話」してみてください。

そして次にメンバーを集めて
みんなで考えを深めてください。

恐らく考えれば考える程
危機感が増すことでしょう。

しかし、考え抜いた先には
顧客に対する行動が間違いなくレベルアップします。

それが、顧客満足を最大限に
高めることにつながります。

 

 

最後までお読みくださりありがとうございます。

 

 

 

Profile 執筆者紹介

高収益経営サポートセンター安室元博

1989年、青山学院大学文学部卒業
株式会社横浜そごう入社。12年間婦人服売場のマネジメントに従事。
その後、本社人事教育担当として社内の人材育成に携わる。
経営コンサルタントに転身後は、国内大手コンサルティング会社にて
主に組織活性化、人材育成を担当。
2011年プロフェッショナルパートナー設立。
ビジネスコーチ株式会社パートナーエグゼクティブコーチ。


そごう人事教育担当時は、社内の販売スキルアップ制度、人事制度を導入。
経営コンサルタントとして、300社1,000の組織の改革と5,000人の教育研修を実施。
経営者から新入社員まで世代を超えた人材育成を一手に担う。

現在、経営者のコーチとして独自メソッド「安室式経営者コーチング」を全国オーナー経営者、二代目社長に提供。
建設、住宅リフォーム、製造、IT、サービス業のクライアントの86.7%が創業以来の最高売上利益を記録し今も更新中。
その他、各企業に階層別研修、リーダーシップ研修、新入社員研修を実施中。
専門分野:経営者コーチング、幹部社員育成、課長係長育成、コーチング研修

株式会社プロフェッショナルパートナー
代表取締役  安室元博

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